経営者としての軸

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状況

・社員105人(2001年)の建築金物卸問屋

・父・社長は業界を創り上げた人望家

・二代目として跡を継ぐプレッシャー

・経営者としての在り方を専門家から学ぶ必要性を感じていた

契約動機

父の経営する会社に入社して16年後の37歳、二代目として跡を継ぎました。業界の先駆者であった父・社長は人柄と発想力で取引販売店を広げ、社内においても、そこにいるだけで温かな空気とピリリとした緊張感を自然とつくりだす社長でした。

社長就任前から私が現場の指揮をとっていたのですが、いざ、偉大な社長の跡を継ぐということになると、戸惑いやプレッシャーがありました。

社長に求められるものは、商売をする判断や決断だけではない、組織をまとめる経営者としての理念や軸のようなものが必要だと考えました。そのためには経営の専門家から学ぶ必要があると考え、アンリミと『経営カウンセリング契約』をしました。

経営カウンセリング

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クライアント社長談
アンリミの経営カウンセリングは「人」に焦点をあてるものでした。すべての業務はどこかで必ず「人」が関わります。つまり、効率や効果を上げるシステムやツール、あるいは社内を活性化させる社内規定や制度など様々なものがありますが、それらが活かされるかどうかは「人」によります。うまくいかない時、多くの場合、行き着くところは「人」の問題です。価値観のギャップ、思うように動いてくれない、何より、自分自身の未熟さ。社長としての成長をするにはどうするとよいのか。一つひとつのことに対する「見方・考え方・捉え方」を学び、実践しました。

それらの実践は簡単ではありません。常に自分との葛藤でした。けれども、学ぶなかで、思うようにならないことや自分の未熟さと正面から向き合うことができるようになっていったように思います。

結果、スタッフに対する見方や諸問題の捉え方が次第に変わり、変わった分だけスタッフが成長したように思います。そして、その成長したスタッフが業績を伸ばしてくれたというのが実感です。

経営は、業績の問題、スタッフの問題、資金の問題、等々、問題はなくなりません。けれども、アンリミから教わった「見方・考え方・捉え方」を軸に据えることによって、判断のブレが極めて少なくなったように思います。

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幹部A談

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以前の社長は、ユーモアと力強さの魅力を感じる一方で、直情的にスタッフを叱りつけたり、厳しい処分を即断されるなど、怖くてついていけないと思わせる側面もありました。それがアンリミとの契約後、「あれ?」と思うようなことが増えていったのです。言動の一つひとつに、思いやり、心配り、配慮等々、一言で言えば、「人間的な大きさ」を感じるようになっていきました。

たとえば、ある商品のことが問題になった時には、「どうすることが社会のためになるのか、それをベースして考えてみようよ」と。また、問題を起こしたスタッフへの処分を決議する際にも、「どういう対処が本人の成長に繋がるのかを先ず第一にして考えようよ」と。そして、厳しい処分をするにしても「彼の家族はどういう状況なのか」等々、会社や仕事という枠組みだけでは考えない大きさです。

社長は「正しい考え方が大切なんだ」と私たちに常々説きます。その考え方には共感することが多いです。そうした社長と一緒に戦わせていただくなかで、「社長のために全力を尽くしたい」「社長を喜ばせたい」「社長が目指すものを実現したい」と自然と思うようになっていました。

行き詰まった時、失敗した時、社長と会話をさせていただくと、社長は厳しい口調なのですが、なぜかホッとするんです。そして、「よし、やろう」とエネルギーが湧いてくるんです。

幹部B談

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社長がアンリミの経営カウンセリングを受けるようになり、様々な角度から物事を見るように心がけていたように思います。

たとえば、問題が起こった時に、小売店からの見え方とメーカーからの見え方は違ってきます。同じように、一つの問題に対してもスタッフの反応は一人ひとり違います。そうした違いをわかってくれたうえで、激励や指導、アドバイスをしてくれていたという感覚があります。

また、スタッフのことをどれだけ知ることができるかと心がけてもいたように思います。その頃から、スタッフを一方的に責めることが少なくなっていました。

要するに、スタッフたちにとって、「自分たちの苦労や頑張りを社長はわかってくれている」という信頼感が強くなりました。それが厳しい業務に積極的に取り組むエネルギーになっています。

気がつけば、二代目社長を中心に私たち幹部が集い、そして、幹部を中心に、社長の考えや目指すものをスタッフも目指すようになってきています。

企業:株式会社日本ロックサービス 建築金物卸問屋