社員20人の菓子製造卸会社

二代目社長になるも幹部社員は反発

率先して動いているのに結果に結びつかない

大手企業に勤めていたというプライドと生来の負けん気の強さで社長就任後、営業から企画、商品開発にと人一番頑張っているつもりでした。ところが父の代からの幹部たちはことあるごとに私の提案や意見に対し、必ずデメリットをぶつけてきます。やらない言い訳にしか聞こえません。
スタッフたちも指示を出せば口では「はい、わかりました」と返事をしますが、幹部の顔色をうかがいながら、内実の伴わない状態でした。

「社長の指示通りにするのは当たり前のことなのに」といつもやり場のない怒りに苦しんでいました

アンリミと契約し、そのことを相談すると、なぜ幹部たちが反発するのか、スタッフたちが協力的でないのか、原因の根本をこんこんと説いてくれました。
感情的には受け入れがたいところもありました。しかし、現状を打開するには何とかしなければなりません。何をどうするとよいのか、カウンセラーの言う通りに実践していきました。実際には、言われた通りにはなかなか実践できなかったのですが、それでも協力的になりはじめる幹部、スタッフが出始めました。
それはある会議でのこと、最も私に否定的だった幹部社員に大きな事案を一任することにしました。それまですべてにおいて私が関わってきたので、いつも否定的なその幹部に任せることは勇気のいることでしたが、カウンセラーの言う通りにしてみました。
はじめは驚いた顔をしていましたが、フタを開けてみればスタッフたちをどんどん巻き込み積極的に動いてくれたのです。
そのことがあって以来、以前とは別人のように協力的になってくれました。

幹部が変わったことに対して

カウンセラーからは、反発する幹部に対する本質的な捉え方とその対応を学びました。
課題が多く、やり切ることはなかなか難しかったのですが、実践するなかで幹部とスタッフの変化を感じていきました。

カウンセラーさんが言うには、「会社の業績を担ってきたと自負する幹部ほど、社長といえども経験も年齢も自分より下になる人の指示に従うことは辛いものです。そうした心情を察することは大事なことだと思います。生身の人間ですから」、
「けれども、アンリミ哲学を実践する社長に触れ、次第に協力的な心情に変化したのです」と。
また、「ですから、最も反発していた幹部は、大きな事案を一任した時にはすでに協力的な心情になっていたと思います。変わるきっかけが欲しかったのです」と。
私自身、『なぜ反発するのか』と否定的に見ていましたが、『先代から会社を支えてきてくれた力を借りたい』と思うようになっていました。
そうして、いつの間に、ベテラン幹部からも社長と呼ばれていました。


経営コンサルタント