なかなか周囲の人と打ち解けずに鎧で心を閉ざしている人が中にはいます。
実際にあちらこちらでその様な人に出会うこともあります。
そういう人は自分に不都合なことに対しては、とかく無視していたい傾向が強い。
そして、自分の思い(利己的感情)が優先して、結果的に回りから孤立をしてしまうのです。

特に聞きたくないのは自分に対する苦言です。
実は、その様な言葉ほどその人にとって大切な言葉であったということが多いのですが。

そのような人に対して聞きたくはないこと、つまり正しいことを伝えるためには先ず、その人に好かれるようにするのです。
それは好かれることで信頼関係が生じ始めてくるからです。
自分が信頼をする人には誰もが心を聞くものです。
そしてそうなってこそ初めて正しいことを伝えられるようにもなるのです。

イソップ物語の〝北風と太陽〟のように、相手が心の鎧を自分で脱ぎ捨てるようになったならば、その勇気をたたえる気持ちを持ちながら正しいことを伝え始めるのです。貴方だけはそのような順序を決して忘れないでいて下さい。

人間関係・指導力