クレームはないに越したことはない。
だから、クレームのない日々が続けば何となく安心をしていられます。
しかし、ないからといって「お客様が本当に満足をしている」ということにはならないのです。
表面的にクレームがないとしても、お客様は言葉に出してはいわないだけで心の中に不満を持っているかもしれません。

その事実を確かめるよい方法が確実にあります。
それはこれまでのやり方を皆で考え直して、もっと精一杯の仕事、新しいやり方をやってみることなのです。
変わったことをやるだけでも、こちらのほうが良いというようになるかもしれません。

とりあえず、目新しく変えてみる中で質をどれだけ上げられるのかを追求してみる。
そのようにして、表には出ていない不満足の実態が見えてくるまで、繰り返し繰り返しやり続けることが、本当の意味でクレームを消し去ることにもなっているのです。
顧客満足