見込み客をローラー営業で回ることを仕事にしている人がいました。
けれどもなかなか契約がとれません。
本人は本当にこの仕事はこのやり方で良いのかな? と疑心暗鬼に駆られてくる。

そのような時には、しばらくの間だけでも、先輩に同行をしてもらうと良いのです。
一日中、打合せからローラー、挨拶回りなどのすべてを脇で見ている。
そして、自分と違うところを見つけたならば「あれは、どうしてなんですか」と聞くのです。

そうしてからもう一度、自分でやってみる。
そのようにしていると今度は本当に自分らしいやり方を徐々につかむことができるようになってくる。
そして一つのパターンを見つけて身につけたならば、次々と増やして行くことができるのです。

そのようにして的を射たやり方を見習うのです。やり方を聞くだけではだめなのです。
実際に人との接し方を見て、ともかく、その通りにやってみることが結果的に早く上手になる秘訣なのです。

人材育成・自己成長