何気ない動作。
上着を脱ぐ時に手を貸したり、ちょっとした時にお茶を入れてあげたり。
そんな自然の動作の中で相手に対する思いを表現できます。
大事にしたい人ならば、そのような仕種になって自然に伝わります。

お茶を入れなくてはいけないと義務的に思っている時と、どうしてもそうしてあげたくてお茶を入れている時とでは仕種が違うのです。
言葉には出さなくても「大事に思ってますよ」という思いが何気なく伝わっていく。

大事に思っていることは、その人を自然のうちに励ますことにもなるのです。
そうされている相手は自然と「大事に思ってくれている人に報いてあげたい」ともなってくるのです。

自分の思いが「しなくては」から「してあげたい」と変わる時、自然な動作が思いを伝えて大きな変化が生まれてきます。
そして一人の人が活き活きとしてくるのです。

利他の精神・人材育成