無限提言139回 11月号
アンリミテッド 第34期カウンセラー大会 スピーチ

毎年、アンリミテッドが打ち出すテーマを「本質的テーマ」とし、さらに現場での「実践的なテーマ」を加えて、一年間の戦いを開始されている一途なクライアント方々の存在もございます。その挑戦するという実践の「要」「要諦」こそ、『PRIDE』であると考えております。プライド・プライドと「PRIDE」は創立者の口癖の一つでありました。思えば「お前にはプライドがないのか」と一喝され、レギュラーカウンセリングでは「貴方からは経営者としてのプライドを感じない」と指導し、「人としてのプライドはどこにあるんだ」と激励もされました。また、それは、どんなに苦境に立たされても、決して手離してはいけないもの。何があっても、何がなんでも・・・。
業績や結果が思うようにならないのはプライドの無さが原因か?
明確な展望が描けず未来が不安なのもプライドの欠如が原因か?
業績・結果・数字・展望、それ以前の根本原因がプライドなのか?
本日参加されているクライアントカウンセラーの方々もプライドを持って新たなる挑戦を開始されております。
まさに
プライドが「前進」のエネルギー
プライドが「希望」となり
プライドが勇気の「源」・・・・
改めて
今行っている「仕事」にプライドはあるか?
自分の「会社」にプライドを持っているか?
今いる「スタッフ」に誇りを持っているか?
今一度、自己自身の内面を確認したい。何かをする前に、もう一度「プライド」と「誇り」の存在を・・・
ここで、書籍「創立者 鈴木昭二」の一節を紹介させて頂きたいと思います。

【プライド】

プライドとは、正しい哲理を学び続けているという誇りがあることです。実は、「プライド」と「誇り」は一体となっています。だから、現実に正しい哲理を学び続けるという事実がないと、プライドという実体も存在しないこととなるのです。
正しい哲理とは、一言でいうならば、人間を大事にする哲学と理念のことです。世の中には物凄い人がいる。哲学的にも、人間学の世界でも。そういう巨大な人々に比べたら赤子のようなものだけど、その赤子のような自分を承知した上で、なおかつ、プライドを持てる自分を作ることなのです。それには、哲学を学び続けている誇りがないと駄目なのです。
「寝ても覚めても寝ても覚めても」周りの人々の幸せの現実化を想い続けている自分を作っていなければならないのです。これは戦いです。休んだら負けです。それには天敵がいないとだめなのです。あの人に会うと、どうしょうもないという、ある意味での天敵がいないと、学び続ける事実の維持ができない。言い換えれば、自分を信頼してくれている人が一人でもいるならば、その一人の人間の信頼に応えたいし、もしくは、裏切っては可哀相だと。それが自分のエネルギーになって、継続を維持できる。
楽もしたいし、休みたいし、手は抜きたいし、人の前には出たくはないし。でも、そういう低次元な自分の想いを尊重したならば、結果において信頼を裏切ることになる。そんなことはできない。そういう戦いはありますよ、当然。そういうときには、あの人には頭が上がらない、という天敵がいないと駄目なんです。若しくは、励ましてくれる、激励し続けてくれる集団にいなければ駄目なのです。一人では必ず沈没する。俺は意思が強いから大丈夫、という人は嘘つき。そんなことはあり得ません。     ―「創立者 鈴木昭二」より

果たして、これを気休めの「精神論」と云うのか?または、本質論という「能書き」に過ぎないのか?はたまた、アンリミは哲学をもて遊ぶ仲良し集団なのか?・・・
決してそうではない。アンリミは自己変革の現実化集団であり、ヒューマンスピリッツを根幹にした実務家集団であることを証明しなければなりません。
厳しい現実、不安を払しょくしきれない未来に対し、私たちは、真正面から対峙しなければなりません。それは文字通り「試行錯誤」の連続です。あれをやって、これもやる!できることは全力で手を尽くす!知恵を働かせ、また知恵を外から集め、あらゆる対策を講じていく戦いです!創立者が言うように「休んだら負け」です。ただし、「同じことを同じようにやっても結果は同じとは限らない」それこそが、PRIDEの存在であると考えます。
結びに、皆様よくご存じの「イソップ童話」を紹介します。

【三人のレンガ職人の話】

世界中を回っている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねた。
「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろう。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達には分からないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。
もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。「ここでいったい何をしているのですか?」
「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」「大変ですね。」旅人はいたわりの言葉をかけた。「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べていくことに困らない。大変だなんて言ったら、バチがあたるよ。」旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。
また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。「ここでいったい何をしているのですか?」旅人は興味深く尋ねた。「ああ、俺たちのことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」「大変ですね。」旅人はいたわりの言葉をかけた。「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。・・・というお話です。

本日より改めて、その“哲学の研鑽”と云う「PRIDEを持てる戦い」を根本に、「新たなる挑戦」を開始したいと思います。
皆様、今日は本当にありがとうございました。どうか、本年もよろしくお願い申し上げます。

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