営業という仕事は呼び込み屋なのです。
例えていえば芝居小屋の前を歩いている人に声をかけて中へ入れさせるようなもの。
見たいと思ってない人を見たい気分にさせて、見た人が他のお客様まで連れて、もう一度来るようにさせるのが営業なのです。

そのためには、見た感じが暗かろうと、弱々しかろうと、自分が魅力的な自分になりさえすればいいのです。
相手から見て傍らにいて話を聞いて欲しいなと思われるような人になればいいのです。
そうなるためには、一生懸命に相手の話を聞いてあげる自分が自然と表に出るようになればいいのです。
そして、聞くことに一生懸命になってあげれば相手はまた話をしたくなるのです。そうなったならばもうこっちのものです。
呼ばなくても相手の方からまた来ます。

一生懸命に聞くということの裏づけは大変奥が深いのですが、一言でいえば、それは一生懸命に話すことと同じ価値をもっているのです。

営業力・人間力