相手を見つめていると、一つ一つの仕種が目に留まります。
もちろんこちらが、何を考えて見ているのかによって見え方が変わります。
つまり相手が自分にとってどのような人であるのかとの捉え方と、それに応じた情報が自分の中に入ってくるのです。
服装に興味を持って見ていると、服は見えても、他のことは見えません。
他に顔つきの似た人が居ないのかと思って見ていれば、そればかりが気になっている。
本当は何を気にかけて見ていれば良いのでしょうか。

それは正しい反応としての行動を取れるようにと見る。
つまり相手が望むこと(良くなりたいこと)に正しく対応をするために見るようにするのです。
そして適当な気配りを自分ができるようになるために相手を見るのです。
何が正しい反応であるのかはその時間経過の中で徐々にですが分かってくることでしょう。

人材育成・利他の精神