ある社員が講習会に出席するのですが、その人は「これこれ、こういう内容でした。とても良い講習会でした」と報告をして終わらせました。
が、「そのくらいであるならばメモか録音テープでも良い」とはなりませんか?
講習を受けたならば口先の報告ではなくて、それを実際の業務で活用(変革)をすることが本当の報告なのではないでしょうか。
ただ聞きに行くだけならば他の人にとっては何の利益も生みません。
会社にも、同僚にも、部下にも、何の利益も生み出さないことに、その人は時間と経費を使ったこととなるのです。
これに似たことは日常的にいくらでもあります。
知識を増やすことは悪いことではないのですが、他の人に負担をかけてまでして得ることができた知識を、実際の現場で活かせない、現実離れした人が意外と多いのです。
そのような報告ではなくて、周囲の方々は貴方の事実と現実の変化を待っているのです。
人材育成・自己成長