自分を取り巻く人たちの理解と協力がなければ、
何事もスムーズに事は運ばない。
この原理は誰でも頭では分かっているものです。

ところが、現実になると、
そうとは知らずに自分本位、
自分中心に行動をしてしまうのです。
その時に「何でそんなに自分本位に行動をするのですか?」と
聞かれたならば
「実はあの時は苦しくて、つい回りが見えなかったのです」と
答えてしまうでしょう。

が、実は苦しくなるその原因は、
自分本位のことしか考えていないから苦しくなるのです。
自分本位だからこそ行き詰まる。
苦しいのが問題ではなくて、
自分本位であることこそが大きな問題なのです。

スムーズに物事が運ばないからといって、
回りの人たちの協力を得られないようなことをするのは本来おかしいことでしょう。
そうであれば、
苦しければ苦しいほど自分本位にならないように頑張るのです。