営業マンだけと、人手不足のためにお客様の送迎をするようになって、本職の営業がなかなかできないとこぼしている人がいました。
でも、同様に送迎の回数が多い人でも、その送迎車の中でいつも何らかの情報をもらう人もいます。

不平と不満を言っている人の場合は、今の状況を活かすことができてはいないのです。
または送迎から逃げたい、逃げたいと思いながらやっているのです。
だから車の中で相手には好かれなくなる。
結果、運転をするための送迎の時間にもなってしまうのです。

そうではなくて、一旦、送迎を本職と腹を決めるのです。
そうすると、ただ運転のための運転をするのではなくて、車の中でお客様に喜んでもらう工夫も自然とできるようになる。
そのようにしていて営業はいつでもできることにフト気がつくようになるのです。
そして、自然と後任のメンバーが育ってくる。気がついた時には送迎をやらなくても良いようになってしまうのです。

何事も、本気でそれに打ち込むと前向きに色々と工夫ができるようになるものです。
逆に雑用だからといっていい加減にやっていると、雑用で煩わされ続けることにもなるのです。

人材育成・利他の精神