医者の卵が、初めてメスを持って手術をする時に「内臓の構造はこうなっていて、悪いところはここで、ここを切ればよい」と頭で分かってはいても、手も震えるし、足も震えることでしょう。
それはなぜでしょうか。
それは、勇気を奮い起こさねばならない場面の経験が数少ないから、体験を通じての勇気が自分のものにはなってはいないのです。
自分の怠惰な感情に流されることなく、勇気をワンランクアップして、自分自身に挑戦をしつづける勇気、くじけない勇気を身につけることが大切なことなのです。
そのためには、自分が嫌いだなぁ、大変だなぁと感じるほうをあえて選んで、常に挑む勇気と習慣を日常生活の中で訓練しつづけることなのです。