「部下に対して、どこまで指導すればいいのか分からない」(40代 製造業部長)

「強く言いすぎると、若手社員が辞めてしまいそうで厳しく言えない」(50代 サービス業社長)

「周りの人との人間関係を悪くしたくないので、言われたことを全部受けてしまう。結果、自分が苦しくなってしまう」(30代 システム会社事務職)

スタッフカウンセリングを行っていると、このようなご質問を受けることがあります。

 

結果に結びつくよう頑張ろうとする一方、関係性や立場によりどう対応したらいいか…難しいことはよくあります。

そのような質問に対し、弊社カウンセリングテキストでは以下のような内容のページがありますのでご紹介します。

参考ページ:部下の育成ポイント


「優しさと強さ」

「優しすぎる人」というのは、一体どういう人なのでしょうか。
そう言って離れて行った人たちにその理由を聞くと
「一本通った芯が感じられない」などと言います。

逆に「強すぎる人」というと、
ついて行けないほどに自分の思いを主張する人だそうです。
そのどちらも嫌われやすいものです。

しかし、本来的にはこの二つは相反するようでいて、
実は根っ子は一つなのではないでしょうか。

強くて優しい。
それは一つのことを大事にすれば、
一人の人の中に調和をするのです。

つまり本当の優しさとは、
困っている人、嘆いている人、苦しんでいる人たちの味方になることです。
それを確実に持っている人が優しい人ということになります。

また、強さとは、
自分が守り抜くべき人や、約束どとを守り通すことです。
これをいい加減にする人はどんなに意志が強くても、
それは単なるわがままにしかなりません。

大切にすべきは回りの全ての人々の幸せなのです。
そのためには自分の自堕落な心、惰性にも陥りそうな心を許さないことが必要です。
それができれば、強く優しい人になっています。

貴方がもっている「優しさ」を生かすためには
「強さ」というスパイスが必要となっているのです。

(書籍「会社を蘇らせる」より)


 

弊社では『自律・自強~主体の強化』をテーマにカウンセリングを行っております。

誰しも、ご自身で周りの環境は変えていける、何よりも自分自身の中に自分が変われる力があるとお伝えしております。

周囲でお悩みの方がいましたら、ご一緒に今回の一節をきっかけにしながら、対話されてはいかがでしょうか?

 

(書籍「会社を蘇らせる」は現在再版中です。予約もできますのでご希望の方は弊社Eメール/ info@unlimi.com までご連絡ください)

参考:

 


 

[「【魅力的なリーダーとは?】優しさと強さ」を読んだ方は、こちらもご覧になっています]

【自己成長するには】本来の自分を確認しよう

ブレイクスルーの究極の方法】一つの問題解決が全ての解決へ