スランプに陥ったとしたならば、さて、どうやって立ち直るのか?
スランプの原因が自分で分かれば、対処のしようもあるのだけれど、元気が出ない、つまらないと思いつづけていても治るわけではないのですから、その逆の事実を見つけ出してみたらどうでしょうか。
スランプの時には、自分を支えてくれている人々のこと、または自分ができることを一つ一つ考えてみる。
どんな些細なことでも、持っているものを数えて、必死で数えてたくさんのことに感謝ができるようになればよい。
そのようにして、一見逆風のように見えるこの課題も、それを乗り越えることが自分のためになるのだと気づくのです。
羽がないと嘆いていても、こぼしたミルクが元に戻らないと嘆いていても始まらない。
足があるし、ミルクはまた取れるのだ、それが事実とするならば、現状の一切を生かすこともできる事実を発見する。
そこに始めて希望が生まれてくるのです。
気持ちが元気になれば大丈夫。
何度も何度もこれを繰り返していると、スランプからはだんだんと遠ざかることができるのです。
自己変革・自己成長・人材育成