人にはそれぞれの人の生き方、考え方があるように、企業には企業の色の源ともいうべき経営理念があるものです。
松下とソニー、トヨタとホンダ、ダイエーとヨーカ堂、このような比べ方をすると「私はどっちのほうが好きだ嫌いだ」と思うような色分けができることでしょう。
そのような企業の色を現しているルーツとは、トップを中心とした人たちの物事に対する基本的な考え方(哲学)なのです。
その根本こそが企業の経営理念であり、人生観ともなるのです。
そのような経営理念がきちんと定まって、その色彩で会社を染めたとき、その色彩が対社会的に見て好ましい色に染まっているとするならば、企業は必ず栄えるものと考えます。