「利他のこころを学ぶ人は多くいますが、
利他の実践あるいは利他的行動をできるかどうかはとても難しい」
そう話される会社社長がいらっしゃいました。では、そのポイントはどういったことなのか。
このような角度から、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
「利他へのチャレンジ」
私たち一人一人は、世界中の人々に物質面、あるいは仕事面において
持てるもの以上に事実の提供をすることは不可能ですが、
知恵や思いやりの提供をすることはできます。
何に苦しみ、どうして欲しいのか、それに対してどういう知恵を提供できるのか、
または、どこまで相手を正しく認められるのかということが、利他への最初の一歩です。
全世界の全ての人々が各々の都合を主張する中で、誰もが聞きたくはない他人の都合に、
自分だけは耳を傾けてあげる。
誰しもが持っている自分の存在を主張するための巨大なるエネルギー、
自分に対する強烈な関心のほんの一部で良い、
他の人が表現をしたいことを見つめて認めてあげて、
他の人に誠実な関心とエネルギーを向けてあげよう。
それは結果において貴方の将来に大変な価値を産むこととなるのです。
(書籍「会社を蘇らせる」より)
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