会社を蘇らせるメッセージ

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相手を楽しくさせ、自分も楽しくなる

例えば、機会がある度に心のこもった「どうもありがとう」という声をかけようと決める。
声をかけることはできるようになっても、しばらくすると、相手がそれほど喜んでいないことに気づいて、真に心のこもった言葉を掛けたいと思う。

「どうもありがとう」の一言に心を込めることが如何に難しいかを実感した時、そのような人は自分の何をどのように直したら良いのかを考え始める。

そして時が経って相手から望む通りの反応を引き出せるようになったとするならば、そのテーマが本当の意味で自分のものになりつつある時です。
相手を楽しくさせて、自分も楽しくなる。

利他の精神・人材育成


 

2017-08-04T09:31:19+09:002017-08-04|

相手を大事にする思い

何気ない動作。
上着を脱ぐ時に手を貸したり、ちょっとした時にお茶を入れてあげたり。
そんな自然の動作の中で相手に対する思いを表現できます。
大事にしたい人ならば、そのような仕種になって自然に伝わります。

お茶を入れなくてはいけないと義務的に思っている時と、どうしてもそうしてあげたくてお茶を入れている時とでは仕種が違うのです。
言葉には出さなくても「大事に思ってますよ」という思いが何気なく伝わっていく。

大事に思っていることは、その人を自然のうちに励ますことにもなるのです。
そうされている相手は自然と「大事に思ってくれている人に報いてあげたい」ともなってくるのです。

自分の思いが「しなくては」から「してあげたい」と変わる時、自然な動作が思いを伝えて大きな変化が生まれてきます。
そして一人の人が活き活きとしてくるのです。

利他の精神・人材育成


 

2017-07-31T13:25:43+09:002017-07-31|

相手のために心を砕く

何を話していても、自分の利益や都合を最優先にする人がいます。
相手にはそのようにして話す話の不自然さが自然と感じ取られるものです。
例えば話す内容が取引でも、仕事の分担でも、何となく、人が何を目的としているのか、表向きの話の内容と同時にその人の思いも相手には間違いなく伝わってしまうものです。
そのような場合には、その人がどんなに流暢な言い回しをしていても、相手を納得させられない。

私のために心を砕いてくれているのか、共に楽しくしようとしているのか、それとも話をしている本人の都合が常に優先をしているのか、注意深く見ている人には自然と見えてくるのです。

はねつけたくなる話というのは、その内容が一見正しいものでも考え方にいやらしいものがあり、その論理をたどると、最後には自分のためだけの理論を行使しているような話であり、心の底からそう言っているのか、うわべだけなのかが見えてきて、まとまる話もまとまらなくなってしまうのです。

利他の精神・人間関係


 

2017-07-28T10:12:21+09:002017-07-28|

相手中心に考える

人間というものは、誰でも自分中心にできているのです。

自分に対しては強烈な関心を持ち、他人に対しては驚くほどの無関心。
世界のどこかで大事件、民族紛争、その他の大きな問題が起き、今しも人が大量に死のうと苦しんでいても、自分にとっては自分の虫歯が痛いことの方が大事なのです。

また、話についても言えば、人の話ばかりを長くは聞きたくはないし、自分のことはできるだけ話していたい。
相手のことに興味はなくても、自分のことには興味を持っている。

そのような人間の構造を知った上で、人と話をする時には先ず認めてあげて、自分はその聞き手に回ることが、相手中心の考え方の第一歩でもあるのです。

利他スピリッツ・人材育成


 

2017-07-27T09:23:53+09:002017-07-27|

利他へのチャレンジ

「利他のこころを学ぶ人は多くいますが、

利他の実践あるいは利他的行動をできるかどうかはとても難しい」

そう話される会社社長がいらっしゃいました。では、そのポイントはどういったことなのか。

このような角度から、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 


「利他へのチャレンジ」

私たち一人一人は、世界中の人々に物質面、あるいは仕事面において
持てるもの以上に事実の提供をすることは不可能ですが、
知恵や思いやりの提供をすることはできます。

何に苦しみ、どうして欲しいのか、それに対してどういう知恵を提供できるのか、
または、どこまで相手を正しく認められるのかということが、利他への最初の一歩です。
全世界の全ての人々が各々の都合を主張する中で、誰もが聞きたくはない他人の都合に、
自分だけは耳を傾けてあげる。

誰しもが持っている自分の存在を主張するための巨大なるエネルギー
自分に対する強烈な関心のほんの一部で良い、
他の人が表現をしたいことを見つめて認めてあげて、
他の人に誠実な関心とエネルギーを向けてあげよう。

それは結果において貴方の将来に大変な価値を産むこととなるのです。

(書籍「会社を蘇らせる」より)


〝利他〟についての関連記事

 相手中心に考える

 

 

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利他・人材育成

2020-05-22T15:11:59+09:002017-07-24|

感謝をされる仕事をしよう

私はこれまで、様々な仕事を通じて、お客様のただの一人からもクレームは出さない。
そういうプライドと決意を持ってやってきました。
だから、私はこう宣言することも時にはしてきました。
「今回の仕事で一つでもクレームがあったとするならば、代金は一切頂きません。ただ働きで結構です」「その代わり、全ての人が満足をしたとするならは、ビタ一文、一銭もまけられません」

そういう仕事のやり方をしてきて、これまで一度たりともタダにはならなかった。
そのための環境はといえば、例えばお客様を乗せるバスは坂道を上り切れないようなバスであったり、建物は付近の人たちにはお化け屋敷とも呼ばれていたり、スタッフの技術も全然磨かれてはいない。
そのようなノーマルではない条件下でも、一件たりともタダにはならなかった。

なぜか。
それは、できる限りのことをできる限りのエネルギーをつぎ込んで、決してお客様に失礼のないようにと、尽くせるだけ尽くし切ってきたからです。
そしていつでも感謝をされました。
中には涙を流して震える人までいました。
それは私たちが本気で行動をしていたからです。

スタッフも一丸となって、考えられる全てのことに本気を出し切っていたからです。
一つでもクレームがあったとしたならば一切お金は頂けない、みんながそういう真剣な思いと、プライドとを持って全力を出し切ったお陰なのです。

このような思いと歴史を分かち合った人たちが時間経過と共にたくさんできてきました。
こうした活動とやり方は商売というよりも、闘いともいえるかと思います。
だからこそ良し悪しは別として、決して一円たりともまけられないのです。

顧客満足・売上アップ


 

2017-07-20T09:16:58+09:002017-07-20|

理解の対話を大切に

新入社員が入ってもすぐに辞める。
古株ばかりが残って、何となく活気がない。
そういう会社の雰囲気は企業発展上の致命的な問題となるのです。
入社する時にはみんな夢を持っていますが、夢を潰してしまう何かが貴方の会社にはあるのです。

もし、「来る社員、来る社員のほとんどが役に立たない者ばっかりだ」と貴方が感じているならば、もっと社員と話をして、何が面白くなくて、何が食い違っていて、何をやりたいのか? を自由に話してもらう。

そうすれば、「自分が彼ら新人たちにとっては夢を語れない先輩、夢のないトップであった」ことに気がつくことでしょう。

新人が変なのではなく、新人の根性がないのでもなく、新人が口数少ないのでもありません。
新人の夢を貴方がきちんと理解ができていなかっただけなのです。
そしてそのことに気づいたならば、貴方が魅カあふれる先輩・リーダーになることです。
原因の多くは先輩と呼ばれる貴方がたの中にこそあるのです。

人材育成・チーム力


 

2017-07-18T14:07:55+09:002017-07-18|

良い習慣を身につけよう

小さなことを継続して実践をするということは、誰の場合にでも難しいことのようですが、それは別な言葉でいえば習慣化をするということなのです。
朝は決めた時間に起きる、部屋を片付けてから寝る等、それらをきちんとやっている人は身近な人の中にも居るのですが、現在習慣化ができていない人がやってみようとすると、なかなか持続ができないものです。
習慣化をしている人にはなんでもないことが、なぜか白分には難しいことに思える。

習慣化をできるのかとうかは、最初に些細なことを習慣化することに挑んで、できた喜びと、できなかった時の本当に悔しい思いを味わったかどうかにもよるのです。
そしてそれは、習慣を自分の身につける時の内面のエネルギーの強弱が重要な問題なのです。
誰の責任でもなく、すべては自分の責任なのだけれど、他の人たちと一緒に頑張ることを誓い合うことも良いことでしょう。

人材育成・自己成長


 

2017-07-10T10:31:58+09:002017-07-10|

夢を育てる

何か新しいことを始めようとしている時には、夢と希望でわくわくする。
新しく会社に入って来る人も、その会社に夢と希望を抱いています。
「今は新入社員でも、この会社で頑張って経営者の一角にも入ってみたい」「多くの人に、認められる人間にもなりたい」と。
結婚をする人の場合にも、「絶対に幸せになる」と思って結婚をします。
はじめから不幸になろうと思って結婚をしたカップルは一組もないし、将来嫌いになろうと思って一緒になった男女も一組もないことと思います。

けれども、いつも順風満帆とは行かない。
いつの間にか別の会社のほうが良く見えたり、離ればなれになるカップルも現実には数多くあります。
そんな不幸な結末は期待をしてはいなかったはずなのに。
多くの場合、新入社員が持っている夢と希望を先輩たちが「我、関せず」と無視をしてしまう。
極端な場合には、それが何なのかを聞いてあげた人は一人も居ないことすらある。
しかし、新入社員は必ず夢を持っていると、まず信じて下さい。
貴方のその時がそうであったように。
後輩の希望の芽を摘むことは決して先輩方の自由ではないのです。
青年たちがもっているその夢と希望を打ち砕くのは、おおむね会社の先輩と名のつく人たちの夢と希望のない振る舞いなのです。

つまり初志を貫徹させるのに必要とされるのは、本人の努力はもちろんのこと回りの人々の配慮でもあるのです。

人材育成・自己成長


 

2017-07-07T11:31:58+09:002017-07-07|

目一杯の仕事を続けているうちに

今、伸びようとしている人で一日の時間の使い方がうまくできないで困っている人は、うまく使えないからと諦めて、だらしがない生活態度に貴方がならない限り、今の仕事を真剣に続けているうちにだんだんとうまく使えるように必ずなれます。
一度に三冊の本を同時に読むことはできないように、現実には一つずつしか仕事はできません。
でも、目一杯の仕事を続けていて、それをやり遂げているうちに、道は必然的に開けてくるのです。

人材育成・自己成長


 

2017-07-06T16:27:18+09:002017-07-06|
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