実践するための哲学

哲学を現実化する智慧

「スタッフを大事に」、「お客様に満足を」、「相手中心に」、「地域のために」、「原因は自分にある」等々、弊社アンリミテッドクリエーションは、リーダーの考え方・哲学を追求しています。それ故、しばしば、きれいごとや理想論と受け止められてしまうこともあります。「アンリミさんの言うことはわかりますが、現実はそうも言っていられない……」と。
また、「哲学を実践すれば売上は上がるのか」、あるいは、「哲学を学んでも売上があがらないのは何故か」とおっしゃる方々もいらっしゃいます。
しかしながら、我々が目指している哲学とは、「理論」ではありません。現実論であり実践論なのです。そして、敢えて申し上げるならば、哲学と“売上”とを天秤(てんびん)にかけるのではありません。哲学と“実践”とを天秤にかけるのです。つまり、哲学に対してどれだけ実践ができているのか、そこを追求したいと考えています。
そのうえで、その天秤の中央にある軸(支点)が、実は『智慧』なのです。たとえば、お客様への満足を提供したい。しかし、コストの問題、人の問題、あるいは時間の制約など、様々な問題が生じてくるものです。それが現実だと思います。その厳しい現実の問題に本気で向き合い、トライ・アンド・エラーを繰り返し、PDCAを回しながら、本物の智慧は生まれる、または身に付くのではないでしょうか。哲学を実践し智慧を生み出すことで、可能性は開かれていく、そう考えております。

道理と現実をつなぐ哲学

哲学の実践とはいえ、シンプルに言えば、困っている人がいれば助ける。悩んでいる人がいれば激励をする。人に悲しい思いをさせない。約束は守る。物事を肯定的に見る。等々、いわば道理です。往々にして、物事がうまくいかなくなるのは、道理から外れてしまうからではないでしょうか。
アンリミ哲学は、ある意味、道理と現実をつなぐ哲学です。
たとえば、親子の問題。会社経営において、特に中小企業にあっては親と子が一緒に働いているケースが少なくありません。本来、親は子を守り、子は親を大事にする。それが道理です。しかしながら、時に、思うようにならない子を責めたり、親に対し話を聞かず不満げな態度をとってしまったりする。そこに、経営上の問題が絡むことで一層複雑な問題になっているケースは少なくありません。そうした時には、親の言うことには先ずハイと受け止めようとアドバイスをおくったりします。けっして感情では納得できないとしても、言われた通りやってみること。
そうできるようになるには、本人の強い主体性や確信が求められるものですが、そうする中で、親子の問題ばかりでなく、その他の諸問題も同時に解決していくことが少なくありません。
総じて、アンリミ哲学は〝きれいごとの理論〟ではなく、現実的な‶実践するための哲学〟です。とかく人は、実践する前に理解や納得を求めます。そして、納得できないことはせず、やらない理由をつい探したくなるものです。あるいは、理解したことで、できるつもりになっていることもあります。頭でわかっても、何の価値も生じません。
わからなくとも、実践することで価値が生じる。そしてまた、私たち一人ひとり、悩みも違いますし、抱えている課題も違います。ゆえに、結果にも違いが生じてきますが、必ずよくなります。個々それぞれの違いは、むしろ、一人ひとりの輝きになるとも感じています。
苦しい時にこそ、辛い時にこそ、この哲学を信じ、勇気を出して共々に実践してまいりましょう。

参考書籍

「アンリミテッド・フィロソフィー」

P24・実践哲学、P74・実践と結果 など